使役動詞

make 目的語 補語 の並びで (〜に--をさせる)と訳す、make,have,letの特殊な用法。


語順:
[使役動詞]+[目的語](人/物)+[補語C](人/物に)してもらう動作
目的語(O)としてもらう動作(C)が主語と述語の関係になる。


----------強制力の順-----------------
make>have=get>let
-------------------------------------
make=状況を作り出す→「強制的にーさせる」
have=使役される側が行為に納得している(当たり前のことをしてもらう)
get=働きかけて状況を得る、説得やお願いをして何かをしてもらうとき。



makeの用法
make:相手の意思を無視して強制的にさせる(←好きな状況を作り出す)
語順:make+目的語+原形(do)or過去分詞(done)
応用編補足:(makeの後は完成された状況を持ってこなければならない。
現在分詞は未完了のニュアンスがあるため使えない、
to不定詞は時間経過のニュアンスがあるため状況を作り出すmakeにそぐわない。
過去分詞もmakeがとるネクサスはごくわずかしかない。)


haveの用法
have:当然のことを相手にしてもらう(してもらうorされる状態を持つ)
(相手がお願いに納得している、お金を払ってしてもらう場合も多い)
have+目的語(人以外)+原形or過去分詞or現在分詞(-ing)
[haveは4つ全ての語法が利用できる]
強制的ではない
Sakamoto's girlfriend had a reporter write an article.
(訳:坂本の彼女が記者に記事を書かせた。)


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haveは自分にとって都合の悪いことが起こった場合使役動詞haveは受け身「ーされる」で訳す。
Abe had his glove stolen by colleague.
(阿部は同僚にグローブを盗まれた)

Yuki had his position taken.
(訳:佑樹はポジションを取られた。)
(his positionはtakeされる立場のため過去分詞のstolenが使われる)

letの用法
したいことを許可する場合(させてあげる)
原形不定詞のみ使用可能。


getの用法
get:説得やお願いをして何かをしてもらう。(状況を手に入れる、支配下に置く。)
get+ 目的語+to+動詞の原形(do)
get+目的語(物)+現在分詞or過去分詞
Yu got Sho to buy drinks.
(有は翔にドリンクを買いに行かせた)
Shoを捕まえてから買いに生かせるイメージのため
時間経過(ドリンクを買いに向かってもらう)のto不定詞が使用可能。


小ネタ

makeが過去分詞を取る場合は3パターンしか頻出の表現がない。
O+understood,O+heard,O+knownである。

Short Notes

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