円とおうぎ形

おうぎ形の面積と孤の長さ


(おうぎ形の孤の長さ)=半径×2×円周率×中心角360

(おうぎ形の面積1)=半径×半径×円周率×中心角360

応用編:
(おうぎ形の面積2)=半径×弧の長さ×12

(おうぎ形の面積2)の証明
(おうぎ形の面積1)=半径×半径×円周率×中心角360

=半径×12×(2×半径×円周率×中心角360)

=半径×12×(おうぎ形の孤の長さ)

=(おうぎ形の面積2)

(おうぎ形の周の長さを求める問題で2辺を足し損ねるミスが多い)


例題1:一辺が8cmの正方形の中の紫の斜線部分の面積を求めよ。


1解答:斜線部分を半分に分けて考える。

90度のおうぎ形から直角三角形を引く。
8×8×3.14×90360-8×8×12

=32×3.14-32

=32×(3.14-1)

=32×2.14

=68.48(cm2)

2倍すると求める面積になる。

136.96(cm2)


例題1:一辺が20cmの正方形の中に半径10cmの円を書いた図形である。
緑の緑線部の面積を求めよ。



解答:

まず、yの面積を出すためにx+yのおうぎ形の面積からxの直角三角形の面積を引く
10×10×3.14×90360-10×10×12
=78.5-50
=28.5

求める緑線部の面積は
10×10×12-28.5
=21.5cm2

Short Notes

Homeに戻る