数の性質

--------------目次(公約数)---------------
公約数/公約数,公倍数の算出法
--------------目次(分数)---------------
分母と分子の和と差/単位分数
部分分数分解
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公約数

1以上の整数Aと1以上の整数Bがあり、
AがBで割り切れる時、 BをAの約数と言う。
20の約数:1,2,4,5,10,20
30の約数:1,2,3,5,6,10,15,30
2つ以上の整数に共通な約数をそれらの整数の公約数と言う。
20と30の公約数は1,2,4,5,10である。
公約数の中で最も大きい数を最大公約数と言う。
20と30の最大公約数は10である。

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1からxまでの整数の中にあるyの倍数の個数はx÷yの商で求められる。
例題:1から100の間に8の倍数は何個あるか?

100÷8=12あまり4
12個_答え

公約数,公倍数の算出法


公約数は数字1つが割り切れなくなると連除法を打ち切る。
)の左の数の積が最大公約数
3が最大公約数


公倍数を求める場合には数字一つが割り切れない場合でも、
他の二つ以上が割り切れる場合は連除法を継続する。
)の左と-の下の数の積が最小公倍数
ここでは3×5×2×1×3×1
の90が最小公倍数

算数塾の個別指導

分数

分母と分子の和と差

分母と分子の差が48であり、約分すると513
になる分数を求めよ。

解答:
約分すると513になる分数は5×z13×z
(z:整数)とおける。

分母と分子の差は48であるので、
13×z-5×z=48

→8×z=48

→z=6

よって求める分数は
5×613×6

3078答え



かけて整数になる分数

分数yx346をかけても857をかけても整数になるとき、
このような分数の中で最も小さい数をもとめなさい。
yx×346=y×34x×6より

y:6の倍数、x:34の約数とわかる。

yx×857=y×85x×7より
y:7の倍数、x:85の約数とわかる。

分子y:小さい方が良い
分母x:大きい方が良い

x:85と34の最大公約数→17
y:6と7の最小公倍数→42

4217=2817


単位分数

例題:1x+1y+1z=1118答え
を求めよ。(x< y < zとする)

分母の18の約数は18,9,6,3,2,1
分子は11のため11を約数の中で3つの数の和で表す。
2+3+6=11
218+318+618

19+16+13

よりx=2,y=3,z=6

部分分数分解

以下の□を求めよ。
120+ 130+ 142+ .......+1110=□

→(左辺)=14×5+ 15×6+ 16×7+ .......110×11

→(14-15)+ +(15-16)+ +(16-17)+ .......+(110-111)
=14--111
=1144--444
=744
□=744


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Short Notes

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