本記事はパワハラ、いじめ、嫌味についてまとめた内容である。
-------------------目次---------------------------
パワハラの原因は縦社会/ パワハラが遅れている要因
パワハラ対処法/ 塾,いじめのパターン
会社のパワハラのパターン/ アカデミックハラスメント
批判に強いメンタル/ 自信を奪う人々
日本に巣食う中小企業
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パワハラの原因:縦社会

日本社会のパワハラやいじめ(と日系大企業の衰退)は
縦社会が主要因であると考えている。
加えて、日本人は議論ができないことが挙げられる。
なぜできないかというと人の意見に反対すると身分が低いと解釈され、
意見を否定された人が激昂するからである。
年長者や政治力のある人物の意見ばかり通りことになり、
日本企業衰退に一役買っている。(どころか主要因では無いかと思っている。)
パワハラについても上位の役職者については
罵倒することはレベルが低い人間だと見做されるが日本では追求されないという側面がある。
また同期同士や同級生内でも社交性の高い人間は知り合いを多く作れるために、
知り合いの多さが身分の高さになり、知り合いの多い人間の意見が全体の意見となりがちである。
議論が成立せず、身分の高い人間を上位者だと認めることができない人間はパワハラやいじめに遭う
日本企業ではハラスメントを黙殺することが多く、
労働者の転職も容易にできないために、余計にいじめが重篤化するリスクがある。
(東大生の日系大手企業離れも縦社会が原因と思われる)。
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パワハラ対策が遅れている要員

日本経済団体連合会(経団連)が2019年の国際労働機関の「ハラスメント禁止条約」の採択に賛成せず、投票を棄権している。
主要因は経団連が労働者からの訴訟リスクを怖がったためだとされる。
日本政府も経団連に気を遣い「整合性を検討する」として批准(確定的な同意)をしなかったため
日本のパワハラ防止法には禁止規約、罰則規約が無い。
欧州や韓国でさえ罰則(懲役や罰金など)を規定しているが、日本だけは設けていない。
総会では日本の被害者の限定するように要求するなど後ろ向きな発言に海外の役人等から失笑が漏れたと出席者が語っている。
また部下を叱る行為には依存的な気持ち良さがあり、
重度のパワハラでないと解雇できない日本の法律もハラスメントを促進している。

パワハラの対処法

被害を何回か録音していることが望ましい。
相手の同意を得なくても録音は法律上認められており、
録画も正当な理由があれば公共の場所での録画は許可される場合が多い。
尾行された女性が不審者を撮影するなどは認められる。
ドライブレコーダー、防犯カメラは可能、いじめの現場も撮影可能。
(カメラ設置も不可、他人の敷地に入るとNG、浮気調査などで人間の下着を撮影するのはNG、
結婚相手の浮気での建物からの出入りは撮影可能だが、交際相手の浮気は不可)

まずは人事に報告する。報告したことが加害者に伝われば止める場合も多い。
人事は録音証拠が無いと雑に対応することもある。人事との面談を録音をしていても良い。
経営側からのハラスメントだと労働基準監督署に相談することができる。
各都道府県毎に複数ある、労働基準監督署の総合労働相談コーナーに行けば対応してくれる。
相談員や監督官は知識が豊富で丁寧なので気軽に相談に行って欲しい。
助言→斡旋(金銭解決などの相談)(→労働審判)→訴訟の流れである。
経営者側から助言段階で無視されることも多いが、
労基署を頼ると経営者も渋々動くことも多い。
日本企業では解雇は簡単にできないので仮に解雇された場合には1年分程度、賃金をもらうことができる。
月収が一定以下(月18万以下?)の場合は法テラスと言って格安で弁護士を使うことができ、
弁護士費用を月々5000円〜1万円から返済できる。
是非、法テラスを使用して泣き寝入りしないで欲しい。
従業員からパワハラを受けた場合にも労基署(総合労働コーナー)に相談すると会社に介入してくれる。
精神疾患を発生した場合には不法行為が成立する。
ただし会社側が加害者の言動を立証しないと懲戒解雇できないため、
である。
悪口や無視程度でも「戒告、減給、出勤停止、降格」にはできるため、
このような軽度の懲戒処分の後も悪口、無視が継続するようなら普通解雇にできる。
ただし労働者同士の慰謝料のやりとりなどは介入してくれないため、
金銭解決のためには弁護士を頼る必要がある。
弁護士を使った場合にも、無料相談の時点だと不親切な弁護士もおり、
濁した回答しかしてくれない場合もあるため、
複数の弁護士を当たっても良い。
相談は初回は無料であるところが多い。
和解が難しい場合には労働審判(3ヶ月〜)や訴訟(1年〜)などを行うが、
日本では労働者に有利な判決が出る場合が多く、
労働者に横領や傷害などの重度の落ち度がない限り、
95%以上労働者側が勝訴すると言われている。
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法テラス[金銭事件(訴訟原告)]の費用
50万円未満の請求:実費25,000円+着手金66,000円
50万円以上100万円未満の請求:実費35,000円+着手金99,000円
100万円以上200万円未満の請求:実費35,000円+着手金132,000円
200万円以上300万円未満の請求:実費35,000円+着手金165,000円
300万円以上500万円未満の請求:実費35,000円+着手金187,000円
500万円以上1000万円未満の請求:実費35,000円+着手金220,000円
1000万円以上の請求:実費35,000円+着手金242,000円

別途 報酬金がかかる。3000万円までは入金額の10%(税別)。
入金がない場合も 88,000円程度の報酬金がかかることがある。
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法テラスを使わない場合の着手金は22万円であることが多い。
ただし法テラスは手続きは面倒なため、弁護士が見つからない場合も多い。
労働審判から訴訟に移行した場合には5万円〜10万円の追加料金がかかる。
訴訟の方が損害賠償が高額になるケースが多い。
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学校、塾のいじめのパターン

すれ違いざまに「気持ち悪い」と小さい声で言う。
自己肯定感の低いいじめっ子が攻撃してもリスクの低い人間を探し
自分の方が立場が上であると周囲や被害者にアピールし優越感に浸るのが目的である。
表情や仕草、言動に難癖をつけるなどねちっこい嫌がらせが多い。
いじめの処分がされるかは担任の性格次第だが、解決する場合もある。
学習塾の場合は社員が揉み消す場合もあり解決しない場合もある。
証拠があり学校を不登校になった場合には場合には弁護士を使うと慰謝料100万円台が相場である。
障害が残った場合には数百万になる。
いじめっ子の親の保護者に内容証明を送るといじめが終わるパターンが多い。
ただ、暴力か金銭を取られる、悪口で精神病になった場合は刑事告訴はできるが、警察が捜査しない場合もある。
刑事告訴を警察に受理してもらう方法は弁護士が動画をアップしている。



会社のパワハラのパターン

業務での集まる場所を教えない。
飲み会呼ばない、または呼んでも話を遮る。
物を隠す。ターゲットが紛失したことにして、紛失を責める。
肘をついていたなどの微妙な粗をつく、
会社や公務員ではパワハラ相談室を設定してはいるが、
組織の名前に傷がつくためにうやむやにしてしまうことも多い。
また、組織的にパワハラを黙殺するように人事部で決まっていることも多い。
会社のパワハラの要員としては同期間でも社交性での力関係はあるが、
同期間で発言力が無い者でも技術力や上司の印象で役職が上になる可能性があるため、
力関係の逆転が起こる前に上位者が下位者を叩いておきたいと言う心理がある。


アカデミックハラスメントの原因とパターン

大学教授、助教など大学教員は自閉症の人間も多く、
自己肯定感も多少低い傾向もあるが、自閉症やプレゼン能力の低さ、指導へのモチベーションが低いこともあり、
アカハラを行う場合も多い。
パワーポイントのスライドのフォーマットが自分の好みに直させる。
指導されてないので研究を進められないが、研究を進められないことを怒る。
など大学4年生にとってはメリットがほとんど無い研究にモチベーションを持ちづらいこともアカハラの原因になっている。
学生が教授に逆らうと教授が研究内容を教えてくれない可能性があるためそうそう逆らうことはできない、
他の教授や学科長、ハラスメント相談室に相談するしかないが、
学生は研究や就活で忙しいため、教授と争う余裕が無いことがほとんど。
また、大学のパワハラ相談室も機能していないことが多く、理由をつけて相談を打ち切る場合も多い。

いじめ・ハラスメントを受けやすい人

ハラスメントを行う人間は誰よりも傷つくのを怖がっている臆病な人間であるため、
攻撃対象の相手を慎重に選択している。

攻撃を受けてもやり返さない。内向的←反撃リスクが低い。
攻撃に落ち込んだリアクションを見せる。←楽しいので、攻撃しがいがある。
雰囲気がのんびりしている。
声が小さい。←本能的に弱いと感じる。
(人を尊重し)自分の意見を言わない。
(不要な場面で)自分の意見を主張しすぎる。自分の話ばかりする。
容姿が良い。←加害者は自信が無いので嫉妬する
度を越して真面目。←周囲が窮屈に感じる。
ファッションに無頓着。

ハラスメントは協調性が高い人間や倫理観の高い人間もターゲットになりやすい。
自己主張以外は全く人として問題ない要素だが、
ハラスメント対策のために上記特徴を見せないようにしておけば攻撃対象に選択される危険性は下がると思われる。


嫌味を言われ出したら

学校教師、人事、弁護士、に相談するレベルでは無い微妙な嫌味やマウンティングの対処法も難しい。
嫌味をいう人は実力が無いことを自覚しており、自分に自信が無く相手にして欲しいと言う承認欲求が強い。
劣等感でいっぱいで負けるのが怖く、自力で努力ができないために、
他人を利用して優越感と勝利感を感じ、加害者自身が短期的な自信を得ることが目的である。
(ただし、自信は長続きしないためにまた被害者にマウントや悪口で反応を得ようと中毒状態になっていく。)
被害者は「そうですか」「そうなんですね」攻撃に反応しないのが最も良い。
嫌味を言われたら「どうしてそう思うんですか」と普通の表情で聞いても良い。
↑加害者としても悪意があるから嫌味を言ってるとは答えにくい。
加害者は相手にしてくれない被害者の気を引こうときつい嫌味を言ってくるが、
反応してくれないことがわかると次の相手を探しにいく。
嫌味を言い返すのは落ち込んだ表情を見せるよりはマシだが、
加害者のプライドが傷つき強硬に報復したり、他人がかまってくれたと喜んでより嫌味がきつくなる可能性もある。
最もまずいのは凹んだ表情を加害者に見せることである。
被害者側が落ち込んだ表情を隠せないぐらいなら「あんた嫌味多いね😃」「レベル低いこと言うね😃」などと言い返してしまった方が良い。
自分が落ち込むぐらいなら悪人に嫌われた方がマシ。
ただ戦って勝つと(負けるよりはマシだが)付き纏われるため戦わない方が良い。
離れた観客席から注目を浴びようと頑張っているマウンターをゆるく応援する心理状態になるのが理想である。
極端な例えだが、被害者の理想の心理状態としては加害者がマウントを取っている最中にの前世がハムスターであると想像し
「こいつ人間1回目で人間に慣れていない人なんだ」と考えていると被害者の頭は普段通り周り冷静に対処できる。
観客席からマウンターを見下ろす心理状態はイメージした回数が多ければ多いほどマウント被害の回避が上手になる。

少し高等テクニックだが、加害者を褒めると加害者の劣等感が満たされ、
また褒めてもらいたがるため、嫌味が減り相手をコントロールできる場合がある。
より難しい技術としては加害者を頼ると言う技がある。
人間は自分が助けた相手を好きになると錯覚するため、
攻撃を受けにくくなる傾向にあるようである。(安易な濫用はハイリスク😥)
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また、エグいパワハラ,セクハラをされたら「どういう意味ですか?」と言い返せば
←まさか社会人がそんなことは言わないよなというプレッシャーを加害者にかけられる。
理由を説明されても複数回連続で「どういう意味ですか?」を使っても良い。
詮索をされたら「詮索が好きなんですか?」←相手にかなり効くらしい。
[答えても言いふらされるので、詮索に関してはストレートに断った方が良い]

言うまでも無いが、嫌味は少し見下している相手に言うので、
嫌味への最も良い対応策は力をつけてコミュニティで上位の立場になることである。

批判に強いメンタル

自分で自分を支えることができる信頼できるという安心感(自信)があれば批判が気にならない。
トラブルが起こっても解決できる、自分がやりたいことを実現できると思える状態が理想。
その場合には自分で自身のことを評価することができる。
それとは対照的に自身を支えることができないと他人に支えてもらおうとする心理状態になるため、
他人依存になり、他人に自分を評価させてしまい、他人からの批判でダメージを負ってしまう。
自分が好きなことをやっていると自分に信頼感を得ることができるため、
他人からの批判に無頓着でいることができる。

自信を奪う人々

自信の無い、親や上司が劣等感から逃れるために子供や部下をコントロールしたがる場合がある。
自信の無い者は自分の評価を上げる道具として子供や部下を支配し安心し存在意義を確認したい。
自分の意見を言い出し、自分らしいキャリアを歩み出すと周囲が安心できなくなり反発が出てくる。
ただし、周囲の人は操作対象に扱いやすい人でいて欲しいから攻撃しているので、その際に批判されることは問題ない。
無理に人に合わせず本来思っている意見を言い、自分らしく生きると本人に自信が出て幸せになりやすい。
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日本に巣食う中小企業

今でこそ日本人のトップ層は起業やフリーランス、外資系への進路を検討するようになったが、
依然として中上位層は日系大企業に行く流れがあり、
まともに就職ができない人間や使い物にならなかった人間が仕方なく中小企業を立ち上げるというのが実情である。
中小企業の社長には低学歴で優良企業で嫌われた重度のADHDや自閉症、自己愛性人格障害者が多く、
社長の自己肯定感が極度に低い傾向にある。
従業員からのハラスメント相談も中小企業に多い。
経営もまともにできず、 70%以上の中小企業が赤字計上を行って国から故意に補助金をもらっている。
日本は余分な中小企業が多すぎると言う意見が主流になってきている。
特に自動車整備工場、学習塾、家庭教師派遣会社はかなり酷い経営者が多かった。

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パワハラの原因は縦社会/ パワハラが遅れている要因
パワハラ対処法/ 塾,いじめのパターン
会社のパワハラのパターン/ アカデミックハラスメント
批判に強いメンタル/ 自信を奪う人々
日本に巣食う中小企業
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Short Notes

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