強調構文

It is X that で Xを強調。
Xは名詞(主語,目的語)、副詞、疑問詞がくる[動詞、形容詞は不可。]
主語:It is Yuki that(who) won a Koshien title[甲子園で優勝したのは佑樹だ]
目的語:It is a Koshien title that Yuki won in 2006.[斎藤佑樹は2006年に優勝したのは甲子園だ]
副詞:It is in 2006 that Yuki won a Koshien title.[斎藤佑樹が甲子園で優勝したのは2006年だ] 
疑問詞:Who is it that won a Koshien title in 2006?[2006年に甲子園で優勝したのは誰だ?]
Xの部分に名詞、副詞、疑問詞を取られるのでthat節は不完全な文になる。

(混同しやすい形式主語構文[It that 構文]の場合はthat節が完全文になっている。
It is unbelievable that Yuki retired.[佑樹が引退したなんて信じられない。])

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疑問文の強調構文

元の文:Did Yuki send an email?[佑樹はメールを送った。]
強調した文:Was it Yuki that sent an email?[メールを送ったのは佑樹か?]

疑問詞の強調構文

1.まず疑問詞をIt is とthatで挟む。
It was who that appear in the video.[ビデオに出演していたのは誰だ?]
2.Whoを先頭に出す
Who it was that appear in the video.
3.Who以下を疑問文の語順にする[助動詞、be動詞を左から二番目に置く] 
→Who was it that appear in the video.



小ネタ

動詞はI do play baseball.のように助動詞doで強調できる。
形容詞は very kind のようにveryで強調できる。
Xが副詞、複数名詞、固有名詞の場合は強調構文確定。
単数名詞の場合はItが代名詞や形式主語構文でないかのチェックが必要。
またIt is 形容詞 thatの場合は強調構文ではなく、形式主語構文。

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Short Notes

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